一般財団法人デジタルスマートシティ推進財団について(旧:一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団)

団体名称変更のお知らせ

令和5年5月10日、一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団は「一般財団法人デジタルスマートシティ推進財団」に団体名称を変更いたしました。組織体制や事務所については、これまでとは変更ございません。

「モバイル」から「デジタル」へ

弊財団では、これまで「モバイル」をテーマに、スマートフォンやタブレットなど持ち運び可能な機器を通じて、訪日外国人観光客の言葉や地域の壁を越え、あらゆる人の手の平まで情報をお届けすることを主な目的として活動をしてきました。

  1. 国内外の観光客に旅ナカで観光情報や災害情報などを提供するための多言語観光情報サイト「Guidoor」の運用
  2. 飲食・物販・宿泊など、業種を問わず店舗情報のページを店主ご自身で作成・編集・更新することができるWebサービス「Guidoor D-arcade」を提供
  3. 日本各地の観光スポット、グルメ、ショッピングなどの観光情報から、日本の文化・歴史・ものづくりの魅力まで、多種多様なジャンルで記事を展開するWebメディア「Guidoor Media」で情報を発信

これら、観光に限らず様々な情報が行き渡るプラットフォームを用意し、誰もが情報を等しく共有することができる環境の整備を行なってまいりました。

「デジタル」という言葉に込めた想い

しかしながら、急激な人口減少と高齢化の進展の中、地域を持続・発展させていくためには、ITを活用することによる効率化だけでなく、さらに効果的な観光資源の活用や地域の魅力発信が重要となってきます。

さらに、2020年初頭から拡大した新型コロナウイルス感染症の蔓延、大規模な自然災害、世界各地における地政学的リスクなど、これまで以上に社会の不確実性が大きく高まっています。

そこで弊財団では、デジタル技術を活用してサービス・業務プロセスを変革することにより新たな価値を生み出していく活動、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」の推進が今後の日本社会に不可欠なものと考えております。

デジタル技術を活用して各地域のこれからの課題解決のお役に立ちたいとの思いから団体名称を変更することとなりました。

これまでどおり情報のモバイル化を進め、観光や地域活性化に関する施策にお役に立てる事業を継続するとともに、新たにデジタル事業全般において広く事業領域を拡大してまいります。

一般財団法人デジタルスマートシティ推進財団とは
(旧:一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団)

一般財団法人デジタルスマートシティ推進財団(旧:一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団)は、社会貢献活動の一環として、シダックスグループ創業者・ 志太勤が2016年に設立しました。

訪日外国人観光客に向けた多言語化サービスをはじめ、国内旅行者や地域住民にも貢献できるサービスを、行政・民間・地域が一体的に行うPPP(公民連携)事業として提供・推進することにより、インバウンド振興や地域活性化に寄与することを目的としています。

観光推進に資するべく、全国各地の多数の自治体や民間団体と協定を締結することで連携しており、クールジャパン官民連携プラットフォームの構成員として、日本の文化・伝統を含む様々な情報を国内外に発信しています。

今後は、観光に限らず各地域のデータや情報なども集約し、それらをスマートフォンやタブレットなどを通じて、言葉や地域の壁を越え、あらゆる人の手の平までお届けすることで、日本を、そして世界をICTの力で接続していきます。

全ての人に情報が行き渡るプラットフォームを用意し、誰もが情報を等しく共有することができる環境の整備を行なってまいります。

沿革

2016年

12月 静岡県三島市と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結
12月 多言語観光情報サイト『Guidoor(ガイドア )』の運営開始

2018年

08月 神奈川県西地域活性化推進協議会と「観光推進に関するパートナーシップ」覚書締結
10月 神奈川・山梨・静岡県境地方創生連絡会と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結

2019年

04月 大阪府東大阪市、一般社団法人東大阪ツーリズム振興機構と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結
07月 内閣官房 東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局「Beyond2020」認証取得
07月 観光庁「訪日観光に関する海外市場向けキャッチフレーズ・ロゴ “Japan Endless Discovery”」認証取得
08月 神奈川県大磯町、大磯町商工会、公益社団法人大磯町観光協会と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結
経済産業省 サービス産業の活性化・生産性向上及び地域の活性化を目的とした「おもてなし規格認証(紅認証)」取得

2020年

01月 埼玉県所沢市、一般社団法人所沢市まちづくり観光協会と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結
04月 内閣府「クールジャパン官民連携プラットフォーム構成委員に採択
04月 全国の信用金庫の販路開拓ネットワーク「よい仕事おこしネットワーク」と包括的連携に関する協定書を締結
08月 内閣府「スーパ―シティ・オープンラボ」に採択
09月 内閣府「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に採択
10月 栃木県日光市、一般社団法人DMO日光、一般社団法人日光市観光協会と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結
11月 奈良県橿原市、城南信用金庫、奈良中央信用金庫と 「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結

2021年

02月 香川県東かがわ市、一般社団法人東かがわ市観光協会と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結
03月 公益社団法人藤沢市観光協会と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結

2022年

02月 Webサービス『Guidoor D-arcade(ディーアーケード)』の運営開始
「よい仕事おこしネットワーク」と『Guidoor D-arcade』の共同記者会見

2023年

03月 事務局を千代田区霞が関尚友会館へ移転
05月 団体名称を「一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団」から「一般財団法人デジタルスマートシティ推進財団」へ変更

※その他、多数の自治体と「観光推進に関するパートナーシップ」協定締結
※2024年3月現在、全国472自治体がGuidoorに参画

主な事業概要 Guidoor

Guidoor:多言語観光情報サイトの運用

国内外の観光客に旅ナカで観光情報や災害情報などを提供するための多言語観光情報サイトです。

地元自治体から提供された情報を多言語で発信し、加えて地域の観光を紹介する動画の作成や、特集記事の作成、各種SNSでの発信も行なっており、2022年11月時点で全国およそ450自治体にご参画いただいております。

対応言語は、日本語・英語・中国語(繁体字・簡体字)・韓国語・フランス語・ スペイン語・インドネシア語・タイ語です。

サイトへの掲載は、地方公共団体(全国の市町村および東京23区)に限らせていただいております。
自治体や観光協会の皆さまにおかれましては、ぜひお気軽にご参画ください。

Guidoor D-arcade:Webページ作成サービス(CMS)の提供

飲食・物販・宿泊など、業種を問わず店舗情報のページを店主ご自身で作成・編集・更新することができるWebサービスです。

日本語と英語は無償でご利用できますので、今までインターネットでの情報発信ができていなかった店舗様も導入が容易になります。
有償にて多言語でのページ展開も可能ですので、特定の外国人観光客や在留外国人が多く訪れる店舗様にも便利にご利用いただけます。

対応言語は、上記Guidoorの8言語に加え、イタリア語・ドイツ語・ロシア語です。

サイトへの掲載は、業種を問わずどなたでも可能です。(店舗審査あり)
ぜひお気軽にご利用ください。

Guidoor Media:Webメディアの運用

日本各地の観光スポット、グルメ、ショッピングなどの観光情報から、日本の文化・歴史・ものづくりの魅力まで、多種多様なジャンルで記事を展開するWebメディアです。

まだまだ多く眠っている日本の魅力と情報を届けるためにオリジナルコンテンツを制作しており、月間約20万PVを獲得しています。

自治体や観光協会の皆さまから、記事の作成をご依頼いただくことも多くございます。
お気軽にお問い合わせください。

主な事業概要 受託事業実績

弊財団では、ロゴマークの作成、ポスターやステッカー、パンフレット、カードなどの販促物の作成、動画の作成、観光案内サイトの作成、屋外看板などの作成、それらの多言語対応、ワーケーションモニターツアーなど、多岐にわたって地域振興に関する業務を受託しております。

●観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」
東かがわルートミュージアム事業~市内に点在する「手袋」「食」「アート」「歴史」の見どころなどをルートで繋ぎ、東かがわ市内全体を「ミュージアム」として捉えた新しい楽しみ方
(連携自治体:香川県東かがわ市)

●観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」
「房州どんぐり猪」のブランド化およびジビエまるごと体験ツアーによる観光客のリピーター化プロジェクト
(連携自治体:千葉県館山市)

●観光庁「地域独自の観光資源を活用した地域の稼げる看板商品の創出事業」
美浜町の歴史ある豊かな食文化の発信と創造による地域の魅力再発見事業 ~江戸時代以前から続く伝統的なシジミ漁や世界的にも独特な漁法である「たたき網漁」、郷土料理である発酵食「鯖のへしこ」が湖畔のまちの未来をつくる~
(連携自治体:福井県美浜町)

●「能登ふるさと博」食(食文化を含む)の魅力発信に係る体験記事制作委託業務
(石川県)

●「市街地回遊ルート案内サイン多言語化(多言語サインコンテンツ構築)」業務
(静岡県三島市)

● ICTを活用した情報発信による観光振興及び地域経済活性化促進事業 2018年度~2020年度 (東京都調布市)

● 英語版観光情報サイト「Yokosuka Travel Guide」作成業務委託
(神奈川県横須賀市)

● 英語版観光情報サイト「Yokosuka Travel Guide」運営業務委託 2020年度~2022年度
(神奈川県横須賀市)

● 汐入駅周辺地区のサテライト施設等に係るルートミュージアム情報版作成設置業務委託
(神奈川県横須賀市)

●「よこすかルートミュージアム」ロゴマーク作成業務委託
(横須賀集客促進・魅力発信実行委員会)

●「JOY PIT」プロモーション事業
(横須賀集客促進・魅力発信実行委員会)

●「横須賀市魅力再発見」PR動画作成
(横須賀集客促進・魅力発信実行委員会)

●「MEGURU PROJECT」プロモーション事業
(横須賀集客促進・魅力発信実行委員会)

● 館山市ワーケーション実証業務委託
(千葉県館山市)

● 館山市ワーケーション推進業務委託
(千葉県館山市)

など多数

主な事業概要 その他自治体支援事業

パネル展『 Guidoor〜(ガイドア)日本各地の魅力を伝える』2022

弊財団が主催する「企画展示会」を共同通信社本社ビルにて毎年開催しています。
2023年は香川県東かがわ市、広島県神石高原町、福井県若狭町、福井県美浜町、静岡県伊豆市、奈良県葛城市と連携し開催いたしました。

パネル展『 Guidoor〜(ガイドア)日本各地の魅力を伝える』2022


写真は、2022年企画展示会期中(千葉県館山市、神奈川県横須賀市、静岡県伊豆市、静岡県伊豆の国市、石川県輪島市と連携して開催)の様子を撮影したものです。

展示期間中には新聞紙6紙、インターネットメディア24媒体に企画展示会の様子をご紹介いただきました。