多言語観光情報サイト「Guidoor」(ガイドア)を活用した周遊観光促進事業【東京都調布市】

東京都調布市『ICTを活用した情報発信による観光振興及び地域経済活性化促進事業』

東京都調布市で一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団が実施した『ICTを活用した情報発信による観光振興及び地域経済活性化促進事業』をご紹介いたします。

多言語観光情報サイト「Guidoor」(ガイドア)を活用し、多言語による観光情報などの発信を可能にしました。地域に在住の方や、訪日外国人にむけて、調布市の魅力的な観光情報を発信し、市内回遊性の向上、観光入込客の増加、市内地域経済の活性化を図る事業を行ないました。

※ICTとは「Information and Communication Technology」(インフォメーション・アンド・コミュニケーション・テクノロジー)の略で「情報通信技術」のことです。IT技術を使用し、人々の暮らしに役立て、生活を豊かにしていくための活用方法のことです。

『ICTを活用した情報発信による観光振興及び地域経済活性化促進事業』

この事業は、社会貢献事業の一環として、多言語観光情報サイト「Guidoor」に調布市のページなどを整備後に、「Guidoor」を拡張する形で調布の周遊観光を盛り上げようと実施された3ヵ年の事業(地方創生推進交付金)です。

「Guidoor」をベースに特設ページ等を作成することにより、各年度ごとの事業を随時「Guidoor」のページに集約できるため、観光客に対して二次元コード(QRコード)を利用した観光情報をまとめて提供できるとともに、行政としても多言語の周遊観光情報提供の実現、事業後の維持管理の手間や費用が不要となるなどのメリットもあります。

さらに多くの方にサイトから調布の観光情報を見ていただくため、イベント時の配布物(カード型、スマートフォン型)の作成やSNSを利用した広告なども制作から実施までを行なっています。

事業のポイント

調布市の観光スポットや、「おすすめ観光コース」など周遊観光の認知度の向上、魅力を国内外に向けてしっかりと伝えるため、日本語と多言語での情報発信を様々な媒体で展開しています。

ウェブ特設ページの作成や、スマートフォンなどからの誘導を便利にした二次元コード(QRコード)を活用し、今まで案内看板やパンフレットなどだけでは難しかった、観光スポットの詳細情報やマップなどの多言語化を実現しました。

ウェブサイト、スマートフォン、オリジナル観光カード、案内看板の多言語化などリアルとインターネットの垣根を越えたPRをすることで、国籍を問わず、様々な年代の多くの方にご好評いただいています。

周遊観光、ルート案内の実現(多言語化)

多言語観光情報サイト「Guidoor」との連動で、観光コース、観光スポットの多言語での案内が可能になりました。

多言語観光情報サイト「Guidoor」に特設ページ開設

「Guidoor」の特設ページと既存サイトとの連携で多言語での発信が可能。「Guidoor」の拡張性により様々なコンテンツの掲載や、ニーズに合わせたフレキシブルなアピールも可能になりました。

多言語化に対応したわかりやすいコンテンツの作成

食べ歩き等の体験記事作成、多言語化、動画撮影

記事(動画)コンテンツの作成、掲載。旅マエ・旅ナカ・旅アトを通しての総合的なアピールが可能になりました。

イベント(ラグビー世界大会)や祭り(深大寺そば祭り)などと連携して利用

「ラグビー世界大会」の特設サイトや、「深大寺そば祭り」の特設ページの作成、と掲載。また下記配布物など二次元コード(QRコード)を活用しての連携を行いました。

オリジナルカード等の配布物との連携

オリジナルカードを作成、配布し各特設サイトなどと連携しました。
二次元コード(QRコード)を活用することで、利便性が向上し、インターネットへの誘導を容易にしました。
様々な用途に合わせてオリジナルデザインで作成しました。

調布市の多言語観光情報へスマートフォンから簡単アクセス

調布市は、2019年に行われたラグビー世界大会の競技会場として利用されました。また東京五輪の競技会場予定地ともなっています。

日本国内のみならず、様々な国と地域から訪れる人々に向けて、多言語での魅力的な情報発信と、アクセス方法が重要な課題の一つでした。

スマートフォンなどの情報通信機器を使用して、どこからでも簡単にアクセスができる、多言語観光情報サイト「Guidoor」、多言語対応の観光案内看板(サイン)、二次元コード(QRコード)つきの観光カードなどを活用し、情報発信を積極的に行っています。

多言語観光情報サイト「Guidoor」(ガイドア)との連携

一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団では案内看板やパンフレットなどの広告物とスマートフォンなどの情報通信機器を連携することで、インターネットも併せて利用した有益な情報提供・情報発信の統一化を多言語で可能にしています。

多言語観光情報サイト「Guidoor」二次元コード(QRコード)などを活用し、観光の総合的な情報発信・案内を日本人観光客のみならず様々な国と地域から訪れる訪日外国人旅行客へ向けて多言語で行なっています。

多言語観光情報サイト「Guidoor」(ガイドア)とは

多言語観光情報サイト「Guidoor」は私たち一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団が社会貢献活動の一環として運営している全国の観光情報を多言語で発信しているサイトです。地方創生を趣旨に観光振興・インバウンド振興のため、全国371自治体(2021年3月23日現在)と連携し活動しています。

多言語観光情報サイト「Guidoor」に調布市観光特設サイトを制作

多言語観光情報サイト「Guidoor」調布ページ

調布市の観光スポット、観光コースなどを調査し、多言語観光情報サイト「Guidoor」内に観光特設サイトを制作しました。各観光コースなどを多言語で紹介しています。

多言語観光情報サイト「Guidoor」:東京都調布市ページ

「調布市おすすめ観光コース」「調布観光特集ページ」を多言語で紹介

多言語観光情報サイト「Guidoor」内に制作した観光特設サイトに、調布の魅力を発信するため、10ケ国語の多言語で、調布の豊富な観光、文化、イベント、グルメなどの情報を掲載しています。

国内外の多様な観光客のニーズにあわせた観光エリアやコース、テーマごとの各特集ページの作成を行いました。またサイト内では調布市内の各観光スポットの紹介も行なっています。

下記の各特集ページを多言語観光情報サイト「Guidoor」とウェブメディア「Guidoor Media」で連携して紹介しています。

  • 【ゲゲゲの鬼太郎と深大寺コース】
  • 【「映画のまち 調布」と多摩川コース】
  • 【仙川芸術と文化コース】
  • 【近藤勇と緑地コース】
  • 【競技会場から調布駅までを巡るコース】
  • 【シェアサイクルで巡る調布観光コース】
  • 【アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」(第6期)聖地巡礼コース】
  • 【映画のまち調布 ロケ地巡り】
  • 【水木マンガの生まれた街 調布コース】
  • 【訪日外国人旅行者向け体験コース】
  • 【調布のグルメ特集「デカ盛り&OH辛」】
  • 【調布のおみやげ特集】
  • 【深大寺そば特集】

調布市おすすめ観光コース特設サイト

多言語観光情報サイト「Guidoor」:【調布おすすめ観光コース】トップページ

「調布市おすすめ観光コース」の各コースを多言語で紹介。コース内の観光スポットを写真、場所など豊富な詳細情報を掲載し、「Guidoor」内の観光スポット個別ページとも関連づけられています。

コースルートと観光スポットがマップとも連動しているので、位置情報などから、観光客がより一層周遊しやすくなりました。目的の観光スポット以外にも、近くのスポットまで立ち寄ったりと滞在時間の延長やリピーター創出にもつながりやすくなります。

「ラグビー世界大会」特設ページ

多言語観光情報サイト「Guidoor」:「ラグビー世界大会」【東京スタジアム】ページ

ラグビー世界大会の試合日程や、試合の臨場感を満喫できる大型スクリーンでの観戦「パブリックビューイング」が開催された「ファンゾーン」のスケジュールなどの情報を発信しました。

ラグビー世界大会の競技会場となった「東京スタジアム」を中心にした周辺の観光情報を多言語で発信しました。

ウェブメディア「Guidoor Media」(ガイドアメディア)、SNS各種を活用した戦略的かつ包括的な情報発信

ウェブメディア「Guidoor Media」トップページイメージ

現代の情報発信ではインターネット上のウェブサイトのみならず、ウェブメディアや、SNSなどのソーシャルメディアを含めて多種多様な情報を作成し、様々なユーザー、ニーズに向けた双方向の発信、運用をすることが非常に重要となっています。

一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団が運営するウェブメディア「Guidoor Media」や、Twitter、Instagramなどの各種SNSを活用し戦略的かつ包括的な調布市の観光情報発信を行なっています。

ウェブメディア「Guidoor Media」

ウェブメディア「Guidoor Media」での調布市観光情報発信

ウェブメディア「Guidoor Media」:調布特集ページ

深大寺護摩体験、だるま絵付け、プロレス観戦など、調布市で日本の歴史と文化を体験できるコース「訪日外国人旅行者向け体験コース」。

調布市の観光スポットをめぐりながら堪能できる人気のボリュームたっぷり「デカ盛り」と、激辛マニアまで楽しめる旨辛からの「Oh!!辛」グルメを紹介した「調布のグルメ特集『デカ盛り&OH辛」』

調布市の老舗和菓子や、オリジナル焼酎など、地元の人々にも人気の「調布おすすめのおみやげ」を紹介。

深大寺そば特集

ウェブメディア「Guidoor Media」:深大寺そば特集

調布市の名物「深大寺そば」を紹介。深大寺周辺の深大寺そば屋への取材・インタビューを実施。「深大寺そば」の魅力や、各店のおすすめメニューなどを紹介。

オリジナル観光情報カードの作成と配布

名刺サイズ型観光情報カード

名刺サイズの観光情報カードを作成し配布しました。カードの二次元コード(QRコード)から、「ラグビー世界大会」特設ページ、「深大寺」観光スポットページなどへ簡単にアクセスすることができます。

スマホ型観光情報カード

調布オリジナル観光カード:【深大寺そば特集】

調布オリジナル観光カード:【映画のまち調布 ロケ地巡り】(左)【水木マンガの生まれた街 調布コース】(右)

調布市の各特設観光サイトへアクセスする二次元コード(QRコード)付のスマホ型のオリジナルカードを作成しました。調布市内で無料で配布しています。

ポスターやパンフレットなどよりも小型のため、観光案内所、イベント、観光スポット、お土産店など、場所を選ばず配布できるカードです。

深大寺の観光案内所や、深大寺そば屋各店でも無料配布しており、観光客の方にもご好評いただいています。

二次元コード(QRコード)を活用しスマートフォンなどから簡単アクセス

調布市の観光案内看板やパンフレットなどの観光情報に、多言語観光情報サイト「Guidoor」の二次元コード(QRコード)を設置することで、どこからでもスマートフォン等の情報通信機器から簡単にアクセスすることができるようになりました。

周辺観光スポット・施設への案内、誘導がより簡単に

調布市特設サイトでは、各観光コース紹介に加え、現在地がわかる地図情報や、付近のおすすめ観光地も紹介しています。

周辺の魅力的な観光施設・スポットへのより親切な案内・誘導が可能になり、観光地滞在時間、リピーターを獲得する効果もあります。

調布観光コースマップ掲載例

観光案内看板(サイン)を多言語化

多言語観光情報サイト「Guidoor」上に観光ページを併せて整備し、案内看板内に二次元コード(QRコード)を設置し、簡単に多言語による情報提供を行うことができます。

今までの観光案内看板などでは、スペースの関係で文字数・表記などの制限があり、多言語による情報提供が課題となっていました。

既存の案内看板などに二次元コード(QRコード)を設置することで、低コストで多言語化を行うことができるようにもなりました。二次元コードステッカーなどにより既存の案内看板へ簡単に追加することもできます。

スマートフォン等の情報通信機器を利用する観光客により多くの正確な情報を多言語で提供することが可能です。

「Guidoor」で観光スポットを多言語で紹介

多言語観光情報サイト「Guidoor」内の各自治体ページから観光スポットの詳細情報にアクセスすることができます。

多言語観光情報サイト「Guidoor」:深大寺

またエリアの大きな観光スポットでは、「深大寺」のようにエリア内に点在する各種施設などの紹介も可能です。

多言語観光情報サイト「Guidoor」:深大寺境内の各スポット一覧

二次元コード(QRコード)の活用について

二次元コード(QRコード)を活用し、案内看板の利便性及び使いやすさを高め、インターネットへの誘導を容易にしました。

観光地の紹介において「情報の多言語化と発信」を行うことは非常に重要ですが、案内看板の多言語化は盤面が文字ばかりで煩雑になるばかりでなく、説明の内容も限定されてしまいます。また、すべてを記載しようと盤面を大きくすれば、観光地の景観問題につながりかねません。

この問題を解決するため、看板には記載しきれない観光情報を多言語観光情報サイト「Guidoor」に掲載し、現地の案内看板に設置した二次元コードから誘導することで、スマートフォンが看板の代わりとなり、より多くの情報をそれぞれのニーズに合わせた言語で取得することができます。

多言語観光情報サイト「Guidoor」は二次元コードを読み取るスマートフォン等の設定言語に合わせた言語のページが自動的に表示されるため、言語切り替えをする必要はありません。

※「QRコード」は デンソーウェーブの登録商標です。

案内看板などから多言語観光情報サイト「Guidoor」(ガイドア)へ

Guidoorの二次元コード付看板・ポスターのサンプル

案内看板上に二次元コード(QRコード)を設置し、スマートフォン等の情報通信機器で読み取ることで多言語観光情報サイト「Guidoor」(ガイドア)の観光スポットページへ簡単にアクセスすることができます。

多言語観光情報サイト「Guidoor」は【日本語・英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語・フランス語・スペイン語・インドネシア語・タイ語】の 8言語に対応しています。地域在住の方はもちろんのこと、訪日外国人旅行客への有益な情報発信・案内をスムーズに行うことができます。

多言語観光情報サイト「Guidoor」は二次元コード(QRコード)を読み取る端末の設定言語に合わせた言語のページが自動的に表示されます。

景観条例や設置場所などの用途に合わせてサイズやデザインもオリジナルで作成可能です。

マイクロツーリズム、国内旅行にも有効!

多言語観光情報サイト「Guidoor」はインバウンド観光以外にも、マイクロツーリズムや国内・地元の人々の旅行でもご利用いただけるよう、常に改善・更新を行なっております。

案内看板には書ききれなかった詳細な情報の発信は、マイクロツーリズムなど日本人観光客による国内旅行においても有効です。

観光案内所などでも英語をはじめとする多言語での案内が可能

案内看板や、限られた人員だけで観光案内や魅力を伝えきることは難しく、特に訪日外国人旅行客に対して多言語で正確な情報を案内するのはハードルが非常に高くなってしまいます。

多言語観光情報サイト「Guidoor」と二次元コード(QRコード)を活用することで、外国語を話せる職員が常駐していない場所でも、多言語での案内が可能となります。

既存案内看板と連携した多言語情報の発信も可能

対象となる既存案内看板と連携した観光情報を多言語観光情報サイト「Guidoor」上に作成し、各観光スポットを多言語で詳しく案内することが可能です。

Guidoor二次元コード付ステッカー

二次元コード付ステッカーを作成することで、既存の案内看板を作り直すことなく簡単に設置することもできます。景観条例や設置場所などの用途に合わせてサイズやデザインはオリジナルで作成可能です。

Guidoorオリジナルデザイン看板・ポスターイメージ

多言語に対応した観光看板やマップの作成

二次元コード(QRコード)を活用し、多言語に対応した観光看板やマップの作成も可能です。観光スポットの景観や用途に合わせて様々なサイズで作成することができます。

看板作成例:マップと二次元コード(QRコード)を活用し、多言語での案内が可能

感染症対策にも有効

二次元コードを利用することで、案内所などで非接触での案内や、対面案内の時短、職員の感染対策にも寄与します。

緊急事態発生時などの情報も日本語だけでなく多言語で掲載

多言語観光情報サイト「Guidoor」(ガイドア)では、各市町村ページに事故や急病などの緊急事態の問い合わせに役立つ「緊急情報」や、災害発生時を想定して「広域避難所マップ」で避難場所を多言語で掲載しています。

オリジナル観光PR動画の撮影と作成

一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団では観光PR動画の撮影・作成も行なっています。
観光の魅力を広く知ってもらうため、財団の専門撮影チームが観光スポットを実際に訪れ、撮影を行いオリジナルの観光PR動画を作成しています。

箱根観光PR動画

西伊豆町観光PR動画

三島市観光PR動画

お問い合わせ

一般財団法人モバイルスマートタウン推進財団へのお問い合わせなどは下記よりお気軽にお申し付けください。

電話番号:03-5797-7411
受付時間:平日10:00〜17:00


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